新潟の「しんじょう」とは

「しんじょう」とは

「しんじょう」という名称は古くからあったようで、「はんぺん」と同様に今古調味集(1580年:安土桃山時代)などの古文書に見られます。
漢字では、粉薯や真薯などと表示されることが多いです。

粉と言う字は、米の粉を指し、薯は薯蕷(やまいも)を指すことから、魚肉、米粉、やまいもを混ぜたものを蒸したり、茹でたりしたものを「しんじょう」と呼ばれるようになりました。又、蒸したり茹でたりすることから、蒸気の蒸を使い、真蒸(しんじょう)と当て字をするものもあります。

新潟の「しんじょう」

当社のように新潟での「しんじょう」の歴史は江戸時代から明治時代にかけて、京都から北前船で伝えられました。
新潟市の歴史の中でも「柳都」などの芸妓文化や祭り文化においても多く京の都から伝えられています。

東京に行きますと、同じく魚肉、澱粉(デンプン)、やまいもを混ぜて茹でたものを「はんぺん」と言います。

新潟市内での「しんじょう」の特徴として、しんじょうを油で揚げます。
これは、古町かいわいの料亭や小料理屋さんが伝えてきた食べ方で、全国的にみてもしんじょうを揚げる文化が根付いているのは新潟市中心部の特徴です。

新潟の食文化、しんじょう、ぜひお試し下さい。
魚介の旨み、外は香ばしく、中はふっくらの食感が癖になります。