2012年4月18日より、全国蒲鉾青年協議会のミッションとしてタイ、バンコクのすり身工場を視察して参りました。
前浜で捕れた魚を使って蒲鉾を作るお店もまだ多く残っておりますが、現代のかまぼこの原料はアメリカのアラスカ海域のスケソウダラを始め、タイのイトヨリダイ、ベトナム、中国、マレーシアなど広く世界から原料の手配をして安全かつ安定供給に努めております。
一国では魚を極地的に捕りすぎて原料の枯渇に繋がる事も過去にありました。
現在では魚体の小さな魚を捕らずに、網の目を大きくするなど、漁獲量の制限なども国や州、船、地域などで管理されております。
今回は、その中でも20年以上前からすり身生産を始めたタイバンコクのすり身事情を調査しに視察して参りました。
日本顔負けの衛生管理がされている工場が近年では多くなりました。
工場では原料の魚を人海戦術で下処理を行います。
魚体の大きさも以前よりは大きさを取り戻してきたように思えます。
今回はタイすり身工場側との意見交換会を開き、今後の同行やタイにおける現状なども話を聞く事ができました。
心良く視察を受けていただきました皆様、全国各地よりご参加いただきました全かま青メンバーの皆様、ありがとうございました。